兵庫！！

えー、ただいま兵庫県芦屋市にいます。
おばあちゃんの家です。母方の。
今そこのパソコンをかりてやってます。
ほかの人にバレないかビクビクものですよ。
悪いことじゃぁないんですが家族にブログやってること言ってないんで。
んで、おばあちゃん家で何やってるかっていうと…　お手伝い？
いや、やってないわけじゃないんですよ！寧ろやってますって！
ただ、この異常気象の灼熱地獄の中積極的に外に行こうという気が起きないだけで！！
今日もこの猛暑の中頑張って買い物に行ってきましたよ…
　えーそろそろ誰か来そうなんでこれにて！落ち着きがなくてごめんなさい！
ｐｓ　これ書いててなんかスパイ活動してるみたいだなーとか思いました。

パニック・裸の王様

パニック・裸の王様　開高健著

小さい絵画教室を経営している主人公は友達から大手文房具店（絵を書く時に使うクレパスや色鉛筆、絵の具などを売っている）の一人息子、太郎に絵を教えてくれるよう頼まれる。
実際にその少年に絵を描かせてみると、植物や物ばかりで人はまったく描かなかった。
主人公はその原因を家庭環境のせいだと見る。
固く閉ざした少年の心が主人公によって少しずつ開かれていくまでと大人社会の矛盾と虚栄への皮肉が描かれている。

父親の本棚にあったのを適当に出していたら出会いました。４つの短編で成り立ってます。
上の内容紹介はその中で一番おもしろかった「裸の王様」の内容です。
この「裸の王様」、芥川賞受賞作品らしいです。そのことは知らなかったんですけど読んでる最中「これ読んだ事ある！」と思いました。調べてみたら、中学校の国語の問題集なんかに一部がよく載ってるそうです。どーりで！！
感想。この作者さん、描写がとてつもなく上手いです。自分の両親に押し潰されかけていた太郎という少年を描くことによって大人社会の打算や偽善がより浮き彫りにされてます。題名の「裸の王様」に込められた想いは何なのか…
かなり昔に書かれた作品なのに（１９５７年に芥川賞を受賞しました）現在に当てはめてみても違和感が全くないです。作者が２７歳の時というかなり若い時の作品だとは思えない程入念に作り上げられた上質な小説だなぁと思いました。難しそうだとか、色んな先入観を無くして読んだら大江健三郎とかの日本文学が苦手な人でも十分楽しめると思います！！

ELLEGARDEN

初めてインディーズで好きなバンドが出来ました！
”ELLEGARDEN"て書いて「エルレガーデン」て読ませます。
何がきっかけで知ったかというと、音楽をダウンロードしてた時に何故か偶然入ってたんですよ。
んで聞いてみたら英語で曲もイイ。
さっそく歌詞を調べてみたら、何と洋楽じゃなくて邦楽だったんです！

私、日本人が歌ったこんなに綺麗な英語の歌初めて聞きました！

ホントに、何も言われないで聞いたら絶対洋楽だと思いますって！
曲は、英語の歌詞が多いんですが日本語のも出してます。
特にお勧めが "missing "Fire Cracker" "Red Hot" "ロストワールド”ってとこですかね。
英語がとてつもなく綺麗で聞き惚れます！

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

えー、内容については知らない人の方が少ないと思うので以下略。

久しぶりに父親と映画に行きましたー。
実は私、ハリーポッターの映画、前作見てないですよね。
不死鳥の前の炎のゴブレットは見なかったんです。やっぱり原作と違ってハショリまくってるからつまんなさそうだなーと思ったので。（その前に見たアズカバンが面白くなかったのもあって）
んで、何で今回は見にいったかというと父親の為です！！
急に父親から映画に行こうとのお誘いがあったんで何がやってるか調べてみたら、憑神もダイハードも見ちゃっててあと面白そうなのは西遊記かハリーポッターだけだったんです。
で、しょうがないから父親に合わせてあげようと思ってどっちがいいか聞いたら「えっ、ハリーポッター行かないの？」って…
いや、全然オッケーですよ？だけどさぁ、私は大の大人がファンタジー物の映画を見るのは嫌かなと思って（西遊記も似たようなもんだけど）聞いてあげたのに最初からハリーポッター見る気マンマンかい！！！
…何だか親と子のセリフが逆転しつつある気がしてならない今日この頃です。

えーと、話が脱線しましたが映画自体はアズカバンより良かったです。アンブリッジ役の人がハマりすぎてて笑いました。
あと今さらながらダドリーが思ってた程太ってなかったです。むしろその父親の方が太ってました。
ダドリーよりもダイエットする必要性高くないか？
残念だったのがクィディッチの事が丸々消えてた事かなー。ロンの活躍のチャンスが…。ただでさえ双子の方がインパクトあるシーンが多いのに。哀れ、ロン。
感想は、こんなとこです。最近原作の最終巻が発売されましたが、アマゾンで買っちゃいました。
たぶん来るのが５日くらいかなー？まぁせいぜい頑張って読んでみます。三分の一くらいフィーリングで理解できたら御の字でしょう（笑）
ではー！

百万の手

百万の手　畠中恵著

ときどき過呼吸の発作を起こす以外は普通の１４歳の少年、音村夏貴。
ある日彼の親友である正哉が彼の目の前で焼死してしまった。両親を助ける為燃えさかる家に飛び込み、家も全焼してしまったので残った物は夏貴が持つ正哉の携帯だけ。
嘆き悲しむ夏貴だが、形見の携帯から死んだはずの正哉が語りかけて来た。
正哉はあの火事は故意に起こされた物だと言う。真相を探る為夏貴と正哉は動き出した。

畠中恵さんと言えば「しゃばけ」シリーズしか読んだことなかったんですけど、面白かったです。
「しゃばけ」シリーズよりも面白かったかも。ちょっとファンタジーな所もちょこっと入ってるんだけど、それが病院とか相続問題とか家庭問題といった現実問題を引き立ててる感じ。
…むむむ、本当に「しゃばけ」よりも気に入ってしまったかも。畠中さんはファンタジー系しか書かないかと思えばそうでもなかった！いやいや、良い意味で裏切られました。個人的に主人公、夏貴がそれからどうなったかが気になるので続編を書いて欲しいです。（笑）